1Q84ニュース

編集者から

青豆について

『1Q84』の主要登場人物には、印象的な名前が付けられています。その一人、青豆。この名前をめぐって、「枝豆さん」や「空豆さん」と間違われるエピソードが出てきますが、さて、では苗字から離れて、「青豆」というとどんな豆のイメージを人は抱くのだろう? と尋ねられたことがあります。

そこで、身近な人にアンケートをとってみました。選択肢に挙げたのは次の3つ。
「いんげん」
「青大豆」
「グリーンピース」

この結果は、次回お知らせしますね。

(出版部S)

タイトルについて・その2

『1Q84』の読み方のつづきです。このタイトル、英語圏ではどのように読まれることになるのでしょうか。

英語版はまだ出ていませんの で、ここでちょっと推理をしてみたいと思います。このタイトルは、年号の「1984」の「9」が「Q」になっていますので、英語の nineteen eighty-four をもじって、Q-teen eighty-four という読み方はどうでしょう?

実はこの読み方を考えたとき、「これはなかなかいいのでは。」と思い、いさんで、とある春樹さんファンのアメリカ人に披露してみたのですが、反応は、「??」でした……。

(出版部S)

タイトルについて

20100323.jpg『1Q84』というタイトルは、「イチ・キュウ・ハチ・ヨン」と読みます。表紙には、ichi-kew-hachi-yon と読み方のルビが振られています。

さてこのタイトル、視覚的にはほぼ世界共通。でも読み方になるとどうなるのでしょう。「イチ・キュウ・ハチ・ヨン」は日本語読みですよね。海外で翻訳される場合はどんな読み方をされるのでしょうか?

現在翻訳が刊行されている韓国語版には、やはり ichi-kew-hachi-yon と書かれていますので、韓国の読者の方々も、このとおりに読んでいらっしゃるのかもしれません。

(出版部S)

ご挨拶

皆さまこんにちは。新潮社出版部のSです。

『1Q84 BOOK3』の刊行まで、あとひと月。
この新潮社の公式サイトでも、次の企画がはじまりました。

ブログパーツ

『1Q84』表紙カバーの「Q」をデザインした、カウントダウン機能のついたブログパーツを用意しました。
ご自分のブログに貼りつけてみてください。

「Q」の世界

2月から募集を始めている「Q」の世界のイラスト作品は、すでに沢山のご応募を頂いています。
その中から選ばれた作品は、4月1日から発表いたしますのでお楽しみに。
掲載させていただいた方には、本のプレゼントがあります。
詳細は募集ページをご覧ください。

なお、現在刊行中の、スタジオジブリの雑誌「熱風」2010年3月号で、村上春樹特集が組まれています。
詳細はこちらをご覧ください。

このブログからは、随時新たな情報をお届けいたします。宜しくお願いいたします!
(出版部S)