期間限定サイト
新潮社の村上春樹さん関連の期間限定サイトは、これまでにも二つありました。今日はその一つ、2005年に開設され九ヶ月続けられた「村上モトクラシ」の管理人に登場してもらいます。
「当時のサイト管理人をしていたマツモトです。あれから5年、今は出版部でSさんの斜め後ろの席に座って仕事をしています。
『1Q84 BOOK1』を開いてすぐ目に入ってくるのが、“It's Only a Paper Moon”の歌詞の一部。コマーシャルやテレビ番組のオープニングでも使われていますしどなたでも一度は耳にしたことがあるかと思います。
ジャズの名曲という印象が強かったのですが、もともとは1932年上演の演劇作品のために書かれた曲だそうです。80年近く前の曲なんですね。作曲は“Over the Rainbow”も手がけたハロルド・アレン。
『1Q84』には載らなかった歌詞の冒頭部分は
“ボール紙の海の上にかかった紙の月でも、僕/私のことを信じてくれれば本物になる……”
きゃー。非常にロマンティックな詞です。現実にこんなことを言っている方がいたらぶはっと噴いてしまうところですが、歌として聴くとうっとりしてしまうのが音楽の素晴らしさです。
個人的にはナット・キング・コールが歌ったバージョンが最も心に残っていますが、帝王マイルスも録音を遺しているのでした。ちょっと意外。
さて、「村上モトクラシ」はもともと刊行情報サイトとして開設されたのですが、「村上モトクラシ大調査」と銘打って、ほぼ毎週村上春樹さんの作品に関するアンケート調査を行っていました。毎度項目を考えるのに苦労したのも懐かしいことです。
この大調査、実はいまでも「はてな」サイト上でアンケート結果を見ることができます。
この中にひとつだけ、村上春樹さん御本人出題のアンケート調査があるので紹介しますね。
【村上モトクラシ大調査】
村上春樹さん(本人)からの出題です。村上作品を、『ノルウェイの森』の前と後に分けると、あなたはどちらが好きですか?
このアンケートの回答募集は既に終了していますが、『1Q84』が刊行されたいま、あなたの回答はどちらでしょう……。」
「当時のサイト管理人をしていたマツモトです。あれから5年、今は出版部でSさんの斜め後ろの席に座って仕事をしています。
『1Q84 BOOK1』を開いてすぐ目に入ってくるのが、“It's Only a Paper Moon”の歌詞の一部。コマーシャルやテレビ番組のオープニングでも使われていますしどなたでも一度は耳にしたことがあるかと思います。
ジャズの名曲という印象が強かったのですが、もともとは1932年上演の演劇作品のために書かれた曲だそうです。80年近く前の曲なんですね。作曲は“Over the Rainbow”も手がけたハロルド・アレン。
『1Q84』には載らなかった歌詞の冒頭部分は
“ボール紙の海の上にかかった紙の月でも、僕/私のことを信じてくれれば本物になる……”
きゃー。非常にロマンティックな詞です。現実にこんなことを言っている方がいたらぶはっと噴いてしまうところですが、歌として聴くとうっとりしてしまうのが音楽の素晴らしさです。
個人的にはナット・キング・コールが歌ったバージョンが最も心に残っていますが、帝王マイルスも録音を遺しているのでした。ちょっと意外。
さて、「村上モトクラシ」はもともと刊行情報サイトとして開設されたのですが、「村上モトクラシ大調査」と銘打って、ほぼ毎週村上春樹さんの作品に関するアンケート調査を行っていました。毎度項目を考えるのに苦労したのも懐かしいことです。
この大調査、実はいまでも「はてな」サイト上でアンケート結果を見ることができます。
この中にひとつだけ、村上春樹さん御本人出題のアンケート調査があるので紹介しますね。
【村上モトクラシ大調査】
村上春樹さん(本人)からの出題です。村上作品を、『ノルウェイの森』の前と後に分けると、あなたはどちらが好きですか?
このアンケートの回答募集は既に終了していますが、『1Q84』が刊行されたいま、あなたの回答はどちらでしょう……。」
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