装幀について
■文庫の装幀お披露目!
『1Q84』は、壮大な叙事詩のような広がりを持ち、同時に人間の意識の深い場所にそっと錘(おもり)を降ろしていく小説です。物語というジグソーパズルに小さなピースを嵌めて行くように、読み進むうちに謎がしだいに明らかになっていきます。
単行本では、「Q」の文字をデザイン化し、BOOK1~3の文字と帯の色の組み合わせをトータルに調和させたシンプルで力強いものでしたが、6分冊となる文庫版では「絵画・数字・アルファベット」をパズル的に組み合わせて物語を表現しています。6冊そろうと一枚の絵が浮かび上がります。
初期フランドル派の画家ヒエロニムス・ボス(1450頃-1516)による寓話性の高い祭壇画「快楽の園」(プラド美術館蔵)を大胆にデザイン化し、アルファベットで登場人物の名前を埋め込みました。
現代の神話とも評される『1Q84』の世界、月の光が照らし出す青豆と天吾の姿、ヒエロニムス・ボスの絵……。文庫の装幀をぜひじっくり眺めてみてください!
『1Q84』は、壮大な叙事詩のような広がりを持ち、同時に人間の意識の深い場所にそっと錘(おもり)を降ろしていく小説です。物語というジグソーパズルに小さなピースを嵌めて行くように、読み進むうちに謎がしだいに明らかになっていきます。
単行本では、「Q」の文字をデザイン化し、BOOK1~3の文字と帯の色の組み合わせをトータルに調和させたシンプルで力強いものでしたが、6分冊となる文庫版では「絵画・数字・アルファベット」をパズル的に組み合わせて物語を表現しています。6冊そろうと一枚の絵が浮かび上がります。
初期フランドル派の画家ヒエロニムス・ボス(1450頃-1516)による寓話性の高い祭壇画「快楽の園」(プラド美術館蔵)を大胆にデザイン化し、アルファベットで登場人物の名前を埋め込みました。
現代の神話とも評される『1Q84』の世界、月の光が照らし出す青豆と天吾の姿、ヒエロニムス・ボスの絵……。文庫の装幀をぜひじっくり眺めてみてください!
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