1Q84ニュース

　ある日の午後、村上春樹さんと小澤征爾さんがレコードをかけながらクラシック音楽を語っている。たくさんの曲が流れ、話は尽きることがない……。『小澤征爾さんと、音楽について話をする』（2011年11月新潮社刊）は、部屋の傍らで二人の話を静かに耳を傾けているような素敵な本です。
　今回、この本に登場した演奏が、3枚組のＣＤとしてユニバーサル・ミュージックから発売されることになりました。
　登場する曲を実際に聴きながら、もう一度、小澤さんへの春樹さんのインタビューを読んでみたくなります。新しい発見があるかもしれません。






［ 小澤征爾 | Seiji Ozawa - UNIVERSAL MUSIC JAPAN］

河合隼雄さんの7回忌に当たり創設された「河合隼雄物語賞・学芸賞」（主催・河合隼雄財団　協力・新潮社」を記念し、河合さんと親交の深かった村上春樹さんの公開インタビューが5月6日（月・振替休日）、京都にて実施されます。

詳細については、こちらのPDF、または「イベント・書店情報」でご確認ください。

　　　

『1Q84』BOOK1～3が文庫化され、全6冊揃ったのを機に、『1Q84のここが好き！』という小冊子（無料）をつくりました！　6冊の文庫を抱えたYonda?君が目印です。ピースの又吉直樹さん、杏さん、さくらももこさん、谷原章介さん、亀山郁夫先生が『1Q84の世界』を語り、安西水丸さんと綿矢りささんコンビが「小説の舞台かもしれない場所」をめぐる旅に出ます。ほかにも、この小冊子ならではの企画ページがあります。おかげさまで大好評なので、もし書店で手に入れられなかった方はウェブ上でご覧下さい。

　全国書店でスタートしている「新潮文庫の100冊」には『1Q84』も入っています。2冊買うとYonda?ブックカバーももらえますよ。

営業部のＹさんが、上野・横浜・新宿の『1Q84』を販売する書店の様子を写真に撮ってきてくれました（写真のピントがちょっとボケているのが素敵です、笑）。
それぞれに工夫が凝らされていて感嘆！　これからも全国各地の様子をご紹介したいと思っています。

3月28日の文庫版発売日、「1Q84デー」に神保町に向かいました。朝刊では全5段広告、神楽坂から乗った地下鉄東西線には車内吊りポスターがありましたが、どの書店にもたくさんの緑と橙色を配した『1Q84　BOOK1』（前編・後編）が並んでいました。三省堂書店神保町本店では、恒例のタワー（八角形！）が入り口にそびえて、2階にはヤナーチェック「シンフォニエッタ」が流れる1Q84宣伝ＤＶＤのコーナーも。『1Q84』に引用された書籍も周囲に並んでいて、『サハリン島』を思わず購入してしまいました。ふかえりの「もっとギリヤークじんのことがしりたい」という声が聞える気がして……。「全国各書店でユニークな展開をしています」との嬉しい情報が来ているので、興味津々です。